高岡市議会 2019-12-03 令和元年12月定例会(第3日目) 本文
電子マネー等の利用につきましては、全国的にクレジット納付やスマホ納付など収納手段の多様化が進んでいるところであります。また、本年10月から全国一斉に地方税共通納税システムが導入されまして、法人住民税等、一度の手続で複数自治体に納税できる仕組みが構築され、利用開始となったところであります。
電子マネー等の利用につきましては、全国的にクレジット納付やスマホ納付など収納手段の多様化が進んでいるところであります。また、本年10月から全国一斉に地方税共通納税システムが導入されまして、法人住民税等、一度の手続で複数自治体に納税できる仕組みが構築され、利用開始となったところであります。
市では昨年、民間の支払いにおいてクレジットカードや電子マネーによるキャッシュレス決済が浸透し、その利用者が増えていること、公金の支払い方法を拡充することで、さらなる市民サービスや利便性を高めることなどを目的として、庁内関係課が集まりまして市税等のクレジット納付の導入に係る調査検討を行ったところでございます。
日本一の自治体である宮崎県都城市は年間で73億円以上、隣接する射水市や氷見市が1億8,000万円を超える中、高岡市のふるさと納税における収入は昨年度2,800万円と、特産品の数をふやされたりクレジット納付を進めてこられましたが、ほか自治体と比較すると伸び悩んでいる印象を受けます。
本市ではこれまで、ふるさと納税のメニューや返礼品の見直し、クレジット納付の導入等の改善を図ることでふるさと納税の増額に努めておりまして、一定の成果が生じているところでございます。
本市におけるふるさと納税の促進に向けた取り組みについては、平成27年4月から特産品や伝統工芸品のPRを目的とした寄附者への返礼品の送付、また本年4月からはふるさと納税ポータルサイトの開設、クレジット納付の導入を行ってまいりました。
その上で本年度の改善点についてでございますが、まず本年4月より、寄附される方々の利便性向上のため、ふるさとチョイスを通じたクレジット納付の取り扱いを始めたところでございます。このクレジット納付の導入により、ふるさと納税による寄附金額が前年同時期と比べて堅調に推移をしており、そこでさらなるPRを図るため、今月より特産品等の品目を52から76品目へと拡充をしたところでございます。
また、今後の対応の一環として、新たに民間のふるさと納税サイトを通じたクレジット納付による受け付けを現在申し込んでおり、本年9月から利用できる予定であります。
平成20年4月からスタートした出身地や応援したい自治体に寄附ができるふるさと納税ですが、税制上の優遇措置や返礼品といったメリットから、その寄附額は年を追うごとに伸びており、また、クレジット納付や減税対象となる寄附上限額の引き上げに加えて返礼品の充実など制度の拡充を背景に、全国的に一大ブームとなっております。
要望、指摘の1点目は、市税の収納率は、コールセンターによる催告の実施や悪質な滞納者に対する差し押さえの実施、コンビニ納付・クレジット納付等の多様な納付環境の整備等により、前年度に続いて改善しており、高く評価する。多様な納付環境を確保するためには手数料等の市の負担も伴うことから、費用対効果も勘案しながら、引き続き納税のしやすい環境づくりに努められたい。
次に、納税先として本市を選んでいただいている理由については、平成25年度から寄附者に贈呈する特産品を、それまでの1品目からベニズワイガニなど5品目に拡充したことに加え、県内他市に先駆けて、ニーズの高いクレジット納付に取り組んだことなどが相乗効果を生み、申し込み件数が飛躍的に増加したものと分析しています。